不登校の子を持つ親の不安を和らげる方法

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はじめに|不登校の現実と親の悩み

うちの子どもがまた学校に行かないって…
このまま行かなくなったらどうしよう…
もしかして、母親失格かな…

そんな毎朝が続くと、親としては不安でいっぱいになりますよね。

実際、文部科学省の調査(令和5年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」)によると、小・中学校における不登校の児童生徒数は346,482人と、過去最多を記録しました。これは前年から約4万7千人(15.9%)の増加で、11年連続の増加となっています。

この数は、奈良市や和歌山市、高槻市(大阪府)といった中規模都市の人口に匹敵するほどの規模です。
さらに、全国の小中学生全体で見ると、およそ27人に1人が不登校という計算になります。

このことから、今、学校に行けていない子どもたちは想像以上に多く、「あなたはひとりではない」ということが、はっきりとわかります。

親の心が折れないためにできること

不安や焦りを抱えたままでは、子どもにもその気持ちが伝わってしまいます。
暗い表情より明るいの笑顔の親御さんの方が子どもも安心するのではないでしょうか。

まずは、親自身の心を整えることが大切です。以下の3つの方法を実践してみてください。

1.ノートに書き出す|ジャーナリング

そんなこと言っても周りにはいない…

あなたもそんな一人かもしれませんね。

私はその一人でした。
全校生徒がそんな少ないわけではないのにもかかわらず、
完全不登校はうちの子だけとのことでした。

元気に学校へ行っている子どもを持つママ友には話しにくいですよね。

私が一番苦しい気持ちだった頃、コロナ下などの事情もあってなかなか吐き出せる場所がみつかりませんでした。

人と合うことも制限され相談することが難しい状況でした。
そんな中でどうにかしてこの不安を取り除くにはどうしたものかと、また悩みました。

結論を言えば、私がそのときに役立ったのがノートとペンです。

ノートとペンじゃなくてもチラシの裏やその辺にある鉛筆でもなんでも良いのです。

もやもやすること、イライラすること、泣きたい気持ちになること。

それを子どもが居ない時間や自分の就寝前に、感情を自由に書いて吐き出すのです。

なんだそんなことか…

そんなふうに思われたかも知れません。
けれどもこれは心理的な効果が証明されているものです。

頭の中でぐるぐる考えているといつまでも悩みは堂々巡りになってしまうことってありますよね。

それをノートに書き出すことで感情が表に吐き出されます。
吐き出された言葉がノートに移動することで、心の整理ができてストレスも軽減する効果があります。

映画や漫画を読んで感動したり、友達と思いっきり語り合ってスッキリしたことはありませんか?
心のモヤモヤやネガティブな感情を開放することで心が軽くなる状態になることをカタルシス効果と呼びます。

ノートにあなたの気持ちを開放してみましょう。

頭の中に浮かんだ感情や思考をそのまま書き出す手法のことをジャーナリングといいます。

ジャーナリングは「書く瞑想」とも呼ばれています。
思考や悩み、心の内面を整理する方法として、忙しいビジネスマンや起業家の方など仕事で取り入れている方も多くいます。

ノートに書き出された言葉を客観的に見ることでストレスや不安の軽減だけでなく、物事を俯瞰してみることが出来たり、新しい視点で見つめることも出来ます。

私はこの手法を試すにつれて、翌日心が軽くなっていることに気が付きました。

「私ってまだわからない未来のことに不安になっていたのかも」とか、
「自分の思い通りにならなくて焦っていたんだな」

という客観的な視点で見ることができるようになっていたのです。

2.心を癒やす小さなご褒美

疲れて悩んでしんどいときはとにかく自分をねぎらい、癒やしてみてはいかがでしょうか?

仕事に家事に、子育てに。
毎日休みなく、目の回る忙しさに加えて「子どもが不登校」

人生にこれほどのストレスある?

って声を大にして言いたいです。

だからこそ、ほんのちょっぴりでもいいんです。
高価なことじゃなくって良いんです。

いつもは大容量のインスタントコーヒーを混ぜて飲むのを、ちょっと良いコーヒーにしてみる。
外出のついでにこっそりコンビニスイーツを買って食べちゃう。
家事を終えたら、いい香りのハンドクリームを使ってみる。

なんでも良いんです。
自分に優しくなってみる。

「いつもお疲れ様」って自分に声をかけてあげる。
そうすると眉間によったシワも、肩のこわばりも何となくほぐれるかも知れません。

難しい顔をしているお母さんよりも何となく機嫌がいいお母さんの方が家が和みませんか?

自己肯定感が高い人は、自分を価値ある存在として認めることができます。
その反対に、自分を否定的に捉える人は、他者にも否定的な態度をとりやすくなるため、良好な親子関係を築くのが難しくなると言えます。

これを知ったとき私はぎくりとしました。
私は当時、自己肯定感が低めで自分を攻めてばかりいたからです。

それに家計や将来のためにと自分を後回しにしてばかりでした。

だから、ちょっとだけ前述のような小さなご褒美を試してみることにしました。

あなたもちょっとだけの秘密のご褒美をしてみてはいかがですか?

3.一人で抱えないつながり

信頼できる人や場所へ行って気持ちを吐き出すことで、心の負担が軽くなります。

勇気を出して話してみたけれど、相手の言葉に傷ついて逆に落ち込んでしまった。ということもあるかと思います。
(いろはがそんな経験をしました)

話せる場所は一つではありません。
地域差はまだありますが、気持ちを吐き出せるリアルな場所が徐々に増えています。

  • 親の会
  • スクールカウンセラー
  • 自治体の不登校相談窓口
  • フリースクールでの相談
  • カウンセリング(個人や病院、一部の大学)

「学校のカウンセリングには行きづらい…」
「誰かに会うのが億劫…」
そんなふうに感じている方も多いのではないでしょうか。

人見知りだったり、初対面でいきなり込み入った話をするのは、正直ハードルが高いですよね。
相談窓口に行くのも緊張する、近いと知り合いに会う可能性がある気もする。

そんなときにおすすめなのが、オンラインで受けられるカウンセリングサービスです。

中でも、Kimochiオンラインカウンセリングはカウンセラー全員が公認心理師の国家資格を保有しており、安心して利用できます。他の心理系資格と比較すると公認心理師は唯一の国家資格です。

顔出し不要・匿名OK、自宅やスマホから気軽に相談できます。
すっぴんでもいいし、知られたくない話も匿名でできるのは嬉しいですね。

カウンセラーは希望することができ、相手を変更することも可能です。
土日祝や平日夜間でも可能なためワーキングママでも安心です。

まとめ|まずは自分の心を回復させよう

親が自分の気持ちを吐き出して、自分を大切にすることで、子どもに良い影響を与えることができます。
まずは自分の心を整えることから始めてみましょう。

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